帰るなら言ってよ!ペンキ屋のおじさん。

先日、自宅のインスペクションがあった。ぽろちと配偶者にとって、インスペクションは、悪でしかない。これまでぽろちと配偶者は、何度かインスペクションを経験してきたが、その度に、数々の驚きや怒り、そして迷惑を被り、涙してきた。ちなみにぽろちと配偶者のインスペクション系のお話は、こちらである





しかし今回は、驚く程問題もなく、スムーズにインスペクションが終了した。約束の時間よりも大幅に遅刻してきた上に、「今日は車がなくて。これでも一番近い道を通って来たんだ」と、無駄に言い訳をしてきたポールにはイライラさせられたが、仕事自体は手際がよく、迅速だった。

だがポールは、目ざとかった。「何かそちら側から問題があったら言って下さい」との問いに、配偶者は「全く問題ないです」と答えた。しかしポールは、ふーん、という顔をしながら「バスルームの壁は?」と言ってきたのだ。この時のかまをかけてきた彼の腹立たしい顔は、今でも忘れられないと配偶者は言う。

我が家のバスルームの壁は、一部ペンキの部分があり、換気に気をつけていても、年月が経つとペンキが浮いてきてしまうのだ。そこを目敏く見つけたポールが、「バスルームの壁のペンキを塗り替えよう」と余計な提案をしてきたというわけだ。ぽろち的には、普通に防水のタイルを貼ってくれればそれでいいのに、なぜまた剥がれるペンキを塗り重ねるのか理解に苦しむ。そしてインスペクション後、すぐにポールから、「業者を呼んだから」と連絡が来てしまった。

そして今日、その業者のおじさんがやってきた。「朝一番で行く!」と言われていたが、何故か昼一番にやってきた。この時点で、仕事に行かなければならない配偶者は、イライラしていた。

おじさんをバスルームに案内した配偶者は、作業がやっと始まると思ったので、そのまま居間に戻ってきた。しかしその瞬間、何故か玄関のドアが閉まる音がした。え?と思いバスルームへ行くと、 何故かおじさんはいなかった。おじさんは1分も経たない内に、出て行ってしまったのだ。

おそらくおじさんは作業の荷物を取りに行ったのだろう…と思い待っていたのだが…。結局2時間経っても、おじさんは戻ってこなかった。まさかどこかでお昼ご飯でも食べているのだろうか。意味がわからなかった。

不可解な気持ちで不動産屋に電話をすると、「ごめんなさい。あのおじさんは、何も言わないで帰っちゃったのね。今日はバスルームのチェックだけだったの。後日改めて修理するわ」と担当者に言われたのである。

ぽろちと配偶者はその返事に唖然。雨が降っても風が吹いても、年がら年中仕事に出かけていく配偶者が、「もう今日は仕事行くのやめようかな」と言わせる程、今回は堪えたようである。単純な意思疎通のミスとは言え、未だに不動産関係ではカルチャーショックが絶えない。
Previous
Next Post »
0 Comment

匿名でのコメントには、お返事できないこともありますので、御了承ください。

自分の写真

スコットランドのエディンバラ在住の夫婦、ぽろちと配偶者です。 エディンバラでの生活などを中心に紹介しています。 趣味はポテトを食べる事です。