インドの叫びが聞こえない!The Indian Cavalry Club。(閉店)

残念ながら閉店していました(2017年3月)。

月に1回程ぽろちと配偶者に訪れる、カレーを食べたい衝動。その衝動が今日、突然ぽろちと配偶者の心を突き動かしました。カレー食べないと!思い立って即行動。The Indian Cavalry Clubに行ってきました。


場所は、プリンセスストリートとヘイマーケットの間の、シャンドウィック・プレイス(Shandwick Place)にあります。

お店の外観は、インドカレー屋さんとは思えない、シックな雰囲気です。エディンバラでは良くある事なのですが、建物を壊さないで中部だけ作り替えるので、外観から予想できないレストランやカフェが多いです。

入店すると、ビシッと制服を来た店員さんが席までエスコート。その制服は、警察官のように堅いものでした。これまで行ったインディアンレストランではネクタイ、スーツの店員さんはいましたが、このThe Indian Cavalry Clubの店員さんのような格好を見た事がなかったので、ぽろちと配偶者は、「ここの店は本気だ、ゴクリ…」と気を引き締めます。


レストランの中は、やはり時間の経過は感じるものの、上品で清潔な印象を受けました。 それを証拠に、イギリス人と思しき、上品なマダムたちが優雅に午後のカレーを嗜んでいました。

テーブルの上には、このレストラン、The Indian Cavalry Clubのロゴがはいった花瓶、塩こしょうの、入れ物が。


今回はお昼の来訪でしたので、ランチコースをオーダー。 お値段がリーズナブルな所が嬉しいです。少々気になったのは、店員さんが少しぶっきらぼうで笑顔がありません。あれ、と思いましたが、雰囲気に流された配偶者が、「ここのレストランはきっとしっかりしたところだから、これがきっと彼らのやり方なんだよ」と、根拠も無い事を言い始めました。

と、おしゃべりをしていると、スターターがやってきました。

配偶者はオニオン・バージ(Onion Bhaji)と呼ばれる、インドの天ぷら。


口に運ぶと、熱々、サクサク。日本のスーパーのお惣菜コーナーにあるかき揚げのような、懐かしいお味でした。玉ねぎの甘みがよく出ていました。日本を思い出して、思わずしんみり。

ぽろちは、チキン・パコラ(Chicken Pakora)。粉上にしたひよこ豆とスパイスを衣にしてあげたフライです。


こちらも衣がサクッと揚がっていますが、歯ごたえははもそっとしています。付け合わせの甘辛ソースは、ほどよい味わいで良かったです。衣の独特のスパイスの風味と、甘辛ソースが良く合って美味しかったですが、もそもそ感が否めませんでした。

そして、メインです。カレーの場合、ソースと具材(チキン、ラム、もしくは野菜)をそれぞれ選ぶことができます。

配偶者は、ブーナ(Bhuna)のラム肉。ブーナとは、水を使わず、素材の水分だけで作るカレーのことを差すようです。メニュー表によると、ショウガ、ガーリック、トマトが主に使われているとの事。辛さはミディアム。


お味は、いろいろな具材を長い時間煮込んで丁寧に作ったんだな、と思わせる旨味たっぷりのお味です。

ぽろちは、カラヒ(KARAHI)のラム肉。カラヒとは、カラヒという中華鍋みたいな鍋で作ったカレーを指すそうです。辛さは、かなり辛い、とのこと。


これ、ベジタブル・カレーと間違ったんじゃない?と思う程、野菜がひしめいています。恐る恐る一口食べると、あまり辛くありません。というか、全く辛くありません。辛い物が好きなぽろちには物足りなく、青唐辛子を齧ったりしてはみましたが、全然辛くなくてがっかり。美味しいのですが、何かピンときません。野菜の甘みが、辛さをまろやかにしているからなのでしょうか。辛いのが苦手な配偶者も余裕です。


こちらは付け合わせのナン。なかなかのボリュームです。少々パサついており、歯にくる力強さがありましたが、可もなく不可もなくといったところ。欲を言えば、もう少し覇気のあるナンだと嬉しかったです。

カレーは、上品で美味しいと思います。ただThe Indian Cavalry Clubのカレーは、何かに欠けています。それが、スパイスのコクなのか、辛さなのかはわかりませんが、とてもあっさりとしたカレー、という感想に収まってしまいました。

食後は、コースの一部である紅茶を。


少々見づらいですが、ティーバックがカップの底に沈んでいます。こんなに堂々とティーバックを入れてよこすとは、清々しくてよろしい!

そして、こちらもまたお店のロゴがあしらわれたチョコレートのサービス。


店員さんの、キリリとした警察官風の制服が、胡散臭い学ランコスプレに見えてきてしまったところで、ご馳走様。The Indian Cavalry Clubは美味しかったのですが、ぽろちと配偶者には刺激が足りずあっさりでした。インドの本気の叫びが聞きたかったです。

★★★☆☆(3/5)

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4 Comment
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はじめまして。エジンバラに住み始めたばかりの学生です!イギリスは外食が高いのでなかなかできませんが、せっかく行くなら美味しいところに行きたいので、興味深く拝読しています。参考にさせていただきます!

インドカレー大好きです。リーズナブルとのことで、私もランチで行ってみたいと思います!

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りえさん、初めまして。ブログを読んで下さり、大変ありがとうございます。エディンバラ在住の方なのですね!コメント下さいまして、ありがとうございます。

イギリスは外食のお値段が高いですよね…。「これにこの値段か…」といった、がっかりすることも多いので、日本とは全然違いますよね。

日本ではあまりインドカレーに縁無かったのですが、こちらに来てから美味しいなと感じるようになりました。エディンバラのインドカレーで私的におすすめなのは、KismotとKama SutraとOmar Khayyamです、ブログに記事もありますので、良かったら見てみて下さいね!コメントありがとうございました。

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美味しそうなインドカレー屋さんをたくさん紹介してくださりありがとうございました。過去の記事も拝読しましたー!私のフラットからはkismotが近そうです。

日本食は三件くらい試したのですが、高いのに味ががっかりなものが続いてしまい、自炊に徹することにしました。まだまだ来たばかりで無知ですが、地中海料理や中東系の料理はそこそこのお値段で美味しいものが多いように感じています。まだ試していない系統のレストランは、ぽろちさんの記事で勉強します!

ぽろちさんは札幌ご出身とのことで、実は私も札幌出身なんです!エジンバラの冬は札幌程雪が降らないと聞いてきたのですが、今年のイギリスは大寒波に襲われると聞いて今から戦々恐々としています。

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りえさんも札幌ご出身なのですね!雪が恋しいので、エディンバラでも雪が積もればいいなと思います。雪がちらほら降る事がありますが、大抵雨に混じったものなので、がっかりします。

私も何度か日本食を試しましたが、りえさんのおっしゃる通り、日本食は自炊に徹するに限りますね。地中海系はほとんど試したことがないのですが、ぜひ今度挑戦したいと思います!失礼ながら、えりさんのブログを拝見させていただきました!勉強になりますので、またお邪魔させていただきますね!コメントありがとうございました。

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スコットランドのエディンバラ在住の夫婦、ぽろちと配偶者です。 エディンバラでの生活などを中心に紹介しています。 趣味はポテトを食べる事です。