命の保証はない。イギリスでたまごかけごはん。

イギリスの卵は、非常に虚しい。


ぽろちはイギリスの卵に失望している。以前、イギリスの卵がいかに悲しいかを、心の奥底から思いの丈をぶつけさせていただいたが、あの記事から約半年経った今、あらゆる負の感情がぽろちを支配している。


「たかが卵ごときで何を大げさな…」と思われる方が多数だと思うが、大好きな卵を目の前にして、これを「生」で食べられないというものは、何とも形容しがたいやるせなさというものがある。「卵を生で食べたい…」と思いつつ、ぐっとこらえてそれを加熱する。この葛藤は卵を見る度、そう、ほぼ毎日味わうのだ。

日本の卵は殺菌されているため生で卵を食べても全くないのだが、イギリス含め海外の卵は生で食べてはいけない、と言われている。というもの、卵の殻にはサルモネラ菌という食中毒の原因となる菌が付着しており、生のまま食べるとサルモネラ中毒に感染するかもしれない、というのだ。


こういうと「イギリスの卵ってヤバイ…?」と思うだろうが、一応上記のライオンマークがついている卵は、サルモネラワクチンを摂取した鶏からの卵らしく、サルモネラ菌がないとのことだ。しかし、外国人ならばまだしも、なんとなく危険と隣り合わせのこの卵を、はたして日本人が好んで生で食べるだろうか…?

そう、このぽろちが食べる。
醤油と卵の絶妙コラボお手軽最強ご飯、たまごかけご飯を。

考えてもみて欲しい。「お米は最高の宴」と思っているぽろちにとって、ご飯のお供に合うものは絶対に妥協はしたくない。例えここが日本ではなく、イギリスだとしてもだ。サルモネラがなんだか知らないが、仮に中毒になったとしても下痢と嘔吐で済むなら全く問題ない。特に下痢なら慣れている。


少々小振りで色が日本と違うため、割った瞬間躊躇いを感じたが、欲求には勝てず決行。値段で判断するのは安直だが、安全性を考えて卵はオーガニックで少々値が張るものを購入した。さすがに、「【悲報】イギリス在住の日本人女性が安い卵でたまごかけご飯をした結果サルモネラ中毒で死亡w」なんてニュースが飛び交うのは恥ずかしい。


当初、配偶者もたまごかけご飯をする予定だったが、土壇場で怖気づいたのか「ぽろちが何ともなかったら食べる…」と何とも弱腰だった。マフィンを食べる配偶者の横で、ぽろちはついに、ご飯にといたたまごをかけた。


日本の卵のように濃厚さや粘り気がなく、あっさりしすぎており、あまりにサラサラすぎるたまごかけご飯だったが、感動も手伝ってか非常においしく感じた。一度食べると火が点いてしまい、ぽろちはおかわり。卵3個にご飯3膳で朝食をキメた。

ちなみに朝食から12時間以上経ったが、今のところ下痢や嘔吐に襲われていない。元気だ。お腹が鈍感で万年便秘のぽろちには、普通に大丈夫のようだ。

しかし、あくまでぽろちの話だ。お腹が敏感な方は即行でKO負けかもしれないし、何ともないかもしれない。それは、誰にもわからないのだ。もしどうしてもたまごかけご飯をしたい方は、自己責任でよろしく頼む。そう、サルモネラ菌という危険と隣り合わせの卵に、命の保証はないのだから。


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スコットランドのエディンバラ在住の夫婦、ぽろちと配偶者です。 エディンバラでの生活などを中心に紹介しています。 趣味はポテトを食べる事です。